2013年07月03日

王座から落ちた子供の赤ちゃん返り

アドラー心理学を学び始めたころ、面白く感じたのは、目的論と出生順位でした。(いずれもベーシックやSMILEで学びます。ELMでも補足説明をすることがあります。)

目的論についてはおいおい書くこともあるかと思いますが、今日は出生順位について書いてみようと思います。

生まれた順番で、それなりの特徴があるということなのですが、私は第一子です。

第一子は、生まれた時に親や周りの期待を一身に集めて生まれてきます。
まさに王様&王女様なのですね。一人っ子としてあふれんばかりの愛情を注がれて居心地の良さや安心を得ています。

ところが第二子の誕生でそのポジションを失うのです。
「王座を失う」状態になります。

王座を奪われたと感じるその子は、居心地の悪さや不安を拭うためになんとかその王座を取り戻そうとします。

「赤ちゃん返り」はその一つの方法です。
また自分が赤ちゃんに返ったら以前のように親の注目や関心を一身に受けることができるかもしれないと思うのです。

おおむねそれがかなわないと知ると、兄弟の間で自分の居場所を見つける、たとえば上に立つことでその満たされない思いを埋めようとします。

それは幼い兄弟を保護するという形になるかもしれないし、嫉妬でもって相手を競争相手とみなして攻撃するという形を取るかもしれません。

いずれにしても下の子が生まれた時に、上の子がそのことで寂しかったり不安だったりを抱えていることを親が理解して対応すればいいのです。

下の子が寝ているときに、抱っこしてあげる。
下の子の簡単なお世話をしてもらって「勇気づける」。

家族はみんな一緒・協力していきましょうね、の気持ちを伝えて上の子にきちんと家族の中の居場所を持たせて自信をつけさせてあげることです。

第一子がそのまま一人っ子になった場合には永遠の王様&王女様である可能性があります。

自分や自分の周りの人を見まわしてみると「なるほど。」と思うことがあるかもしれませんね。
posted by 高橋直子 at 07:09| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする