2015年10月14日

ネガティブな感情を嫌わないで・・・。

こんにちは。仙台・盛岡・郡山でアドラー心理学のセミナーを開催しているアドラー東北の高橋です。

さて12日(日)ですが、郡山で第3回目の勉強会、基礎講座、SMILEを開催させていただきました。
そろそろアドラー心理学的思考にシフトし始める時期という事もあり、心も体も軽くなって、お顔がピカピカ、目がキラキラしてこられるのを見るのは本当にうれしいことです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

さて今回郡山でこんなお話が出ましたということで・・ひとつ書きたいと思っています。

前回の講座を受けて
「嫌いなら嫌いでいいんだよ。無理に好きにならなくていいんだよ。ということを言ってもらってホッとした、、。」というお話をしてくださった方がおられました。

皆さんのお話をうかがっていて、最近感じていることは、ご自分のネガティブな感情についてどうもいけないことだと感じておられる方が結構いらっしゃるようだなということ。

それをそのまま認めてもらったことがあまりないのではないか?ということを感じております。

たとえば自分の親を嫌ったり、職場の同僚を嫌ったり、仲間と言いながらなんとなく苦手意識を持っていたり。

でもそれは別の人間である以上普通の事では?と思うのですがいかがでしょう?

どうもネガティブな感情を持つことに罪悪感を感じていらっしゃる方がおられることが私は気になっております。

いつからかはわかりませんが、世の中に
「ネガティブ=悪」「ポジティブ=良」の図式が出来上がっているような気がします。

あまりにも論理が飛躍しているという場合には、それはちょっと飛躍しすぎでは?ということは申しますが、それ以外については「あなたがそう思うのであればそれでいいのでは」というスタンスでいることが多いです。

アドラー心理学では感情を目的があって使用すると考えますので、ネガティブな感情にもちゃんと役割と意味があるのです。

嫌いなものを「それは悪しきこと」として好きにならせようとするのは操作であり、アドレリアンの一番嫌うところです。

また蓋をして考えないようにしてしまうと、長引く傾向がありますので、この感情で自分はどんな目的を達成しようとしているのか、どんなメリットがあるのか、、などきちんと向き合う時間も大事になってきます。

アドラー心理学を学ぶことでご自分の「怒り」「不安」「嫉妬」などのネガティブな感情について知るうちに「嫌い」が「まあまあ」になったりもします。

が、基本的には「嫌いでもそれをストレートにぶつけて相手との関係を決定的な決裂にしない。」「大人の対応ができるようになる」が目指せればいいのでは、ということを申し上げておきたいと思います。

「身に危険が迫っていることを感じて不安になる」−不安というネガティブな感情がなければ私たちはその危険に対して何の対処もしないでしまうでしょう。
不安だから安全に向かって行動するのです。「不安」さまさまなのです。

自分の中に起きるネガティブな感情に対して嫌わずに向き合ってあげて欲しいものです。
posted by 高橋直子 at 15:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする