2015年12月05日

ワンフレンド

こんにちは。仙台・盛岡・郡山でアドラー心理学のセミナーを開催しているアドラー東北の高橋です。


師走に入り日々あわただしさが増してきますね。
どうぞこんな時こそ心の余裕を持って優先順位を明確にして過ごしたいものです。

冬になると路面が凍結して外へ出るのが億劫になりますが、この時期になると思いだす映画があります。
主人と結婚して最初の赴任地が盛岡でしたので近郊のT村(今のT市)に住居を構えて最初の冬の事でした。

そのころちょうど映画にはまり出し、冬になると家に籠っていろんなジャンルの映画を次々と見ていました。
その中の一本にアカデミー作品賞を受賞した有名な映画で「ボーイズタウン」という映画がありました。

ある死刑囚が死刑の執行の前に牧師さんに懺悔する場面でこう言い放ちます。
「ひとりでも、たったひとりでも自分を信じてくれる友達がいたら、ひとりでもいたら、、、僕はこうはならなかった。。」と叫ぶのです。

その後牧師さんは、孤児たちを集めて施設を作り、少年たちの更生に勤める人生を送ります。


先日のSMILEで相互尊敬・相互信頼についても学びましたが、皆さんに最後の一言ずつお話をうかがった時共通していたのは
「相手を信頼しよう、相手の力を信じよう」と決めた時から相手の行動が変わり相手との関係も変わってきた、ということでした。


そうです、相手がどんな行動をしようと、今どんな状況であろうと相手に根拠を求めず信頼し続けること。
これが人間関係で一番のベースになるのですね。


「悪いことをしてるのに、良くない状況であるのに相手を信じるなんて無理、信じられない。」とおっしゃる方もおられるでしょう。
その気持ちも良くわかります。


私たちは誰もが失敗をします。また良くないとわかっていてやってしまった経験もあるはずです。

その時に「信じられない」と親や大好きな人に言われたら?


いかがでしょうか?

「君のやったことは良くないことだし、いいとは思わないけれど、でもそれは君が一番よくわかっていることだと思うから言わないよ。それに君がそんなことをしても僕は君が好きだという気持ち、大事だと思う気持ちには全く変わりがない。」と言われたらどうでしょう?

信頼とは、根拠を求めず自分からより多くより深くより早く決意を持ってなすものである。

今ご自分の悩みを抱えている人には、あなたの悩んでおられる相手役を信頼することからスタートしてみませんか?と申し上げたい気持ちでいます。

自分のほうから信頼することで相手もあなたを信頼してくれブーメラン効果として相互尊敬・相互信頼が形成されていくことでしょう。

あの死刑囚は、自分がしたことをよくわかっている、それでもなお自分を信じてくれる人を、自分という人間を信頼し続けてくれる人を求めていたのです。

信じてもいないのに「勇気づけ」してもそれは支配・操作になることはお分かりでしょう。
すべての変化の始まりは「信頼」から始まり「信頼」につきると思わせられるこの頃です。


行事案内

<SMILE集中コース>
SMILE集中仙台コースは、振り替え受講の方も含めて8名ぐらいでと思っており、座席数も少ないので新規受け付けはあと2名さまです。セミナー後個人的なご相談の時間も設けられそうですので、少人数でじっくり受けたい方にはチャンスです。

<ELM&リーダー養成講座>
勇気づける人の備える12の特性を学べるELM&ELMリーダー養成講座も受付しています。ELMお申し込みの際には3回全コース受講なのか、単発の受講なのかをお知らせください。全コース終了した方はリーダーの資格を取れる養成講座に進むことができ、認定されますとELMの教材を使って勇気づけ勉強会を開催することができます。

いずれも受付中のセミナー案内をご覧ください。
http://adora-tohoku.sakura.ne.jp/index.php?%E5%8F%97%E4%BB%98%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC


ご注意・研修等で不在の場合でも2〜3日中には必ず返信メールを差し上げておりますが、もし返信が届かない場合などございましたら高橋へのご連絡を再度お願いいたします。

アドラー東北
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posted by 高橋直子 at 15:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月04日

人は誰に心を開くのか?子どもの側に立つ覚悟

こんにちは、仙台・盛岡・郡山でアドラー心理学のセミナーを開催しているアドラー東北の高橋です。



昨日の記事の続きです。



親や教師が子供の不適切な行動を何とかしようとしている場合、その気持ちはどちらを向いているのか?というお話です。



子どものほうを向いているのか、それとも世間のほうを向いているのかです。



子どもの不適切な行動と言っても、様々なことがありますが、たとえば「勉強放棄」「飲酒・喫煙」「不登校」など現在問題としてあげられることはたくさんあるわけですが、その行動そのものの責任は子どもにありますので子供の課題であるわけです。



ところがそれを親が何とかしようとすることは「子どもの側」に真に立っていると言えるかどうかです。



子どもの側からすると「未成年は喫煙をしてはいけませんよ」ということを持ってきて親や教師が喫煙をやめさせようとすれば



「世間のルール・常識」>「自分」の図式になりますから、自分の味方ではないと思ってしまいます。



世間に背中を向けても子どもの味方になれる決意と覚悟があるかどうかです。



私はこの辺を主人との関係で学びました。



アドラー心理学を学び始めたころは「世間」>「主人の行動」だったように思います。

でも今は不適切であるという事をわかった上で「世間」<「主人」にシフトしました。



自分の相手を信じる覚悟の問題ということが理解できたからです。



そういう姿勢で、態度で、覚悟でいることが相手に伝わったとき、二者の関係に何らかの変化が起こるように感じています。



人は誰に心を開くのか・・・その辺にヒントがありそうです。



アドラー心理学を学んで自分がどちらを向いていてうまくいかないのか、検証してみるのもいいかもしれません。



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posted by 高橋直子 at 16:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月03日

どんな時も相手を信頼するという覚悟

こんにちは。仙台・盛岡・郡山でアドラー心理学のセミナーを開催しているアドラー東北の高橋です。



どんなときでも自分が相手を信じる覚悟がないと、勇気づけも操作に終わってしまいます。



もしも操作や支配をされたと感じたら、あなたはどんな言葉を受けても「何を言っているんだ。。」ぐらいにしか思わないでしょう。



相手をどんな時も信頼することは結局は「覚悟」です。



覚悟がないと、それは表面上のいわゆるクレジット「信用」になり「信頼」とは別のものになってしまいます。



「〜しているから」「〜だから」という条件がついているものは「信用」です。



お子さんにしてもご主人にしても奥様にしても

「ちゃんと勉強しているから」「ちゃんと仕事に行ってくれているから」「ちゃんと家事をしているから」

という条件がついて「信用」しているのです。



「ほんと?ほんとにほんと?」

しつこく何度も聴く人はいませんか?



相手を疑う人は「信頼」していません。「信頼しようとする気持ちがないのです。」



言わなくても当然わかっていることをわざわざ言う人も相手を信頼していませんし、する気がありません。



「どんな時も相手を信頼する」ということは自分でそう決めて覚悟をすることです。



様々なクライアントさんとのお付き合いを通じて

最後には自分の覚悟が試されるのがアドラー心理学であると感じることが多いこの頃です。



わたしも発展途上です。



アドラー東北

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posted by 高橋直子 at 16:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする